パワポケというゲームを振り返る 【前編】

みんなが楽しく、はてなブログで記事を書いてるのを見て、僕も書きたくなったので

始めてみました。けど何かこうか迷ったんですけども、まぁせっかくなので、

僕が一番やりこんだゲーム、パワプロクンポケットというゲーム(以下パワポケ)について振り返りながら紹介したいと思います。長くなるので、全編は作品の説明がメインです。

このゲームには、物語を進めながら選手を作るという「サクセス」というモードがあります。このパワポケのサクセスの物語が奇抜のもので、時々話題になるんですが、まぁ、アフィブログツイッターで、時々パワプロくんが、画面越しの彼女と話しかけたり、脳だけにされたまま生かされてる(通称メロンパン)そんな強烈なエンディングあるというのがツイッターでバズったりしてたりして、残酷なエンディングばかりあるのが、印象が強いと思います。

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まぁ、僕も正直こんな結末になるのってやってて驚いたりはしてたんですが、個人的には、このゲームのテーマ性が気に入ってて、今でも色々考えさせられたりします。

そのテーマ性というと、悪いことをしてるように見えた人間も環境によって仕方ない事情があり、その事情見たうえでどう考えるのかって言うのが非常に大切に、サクセスに描かれていると思います。このパワポケというゲームは、そもそも実況パワフルプロ野球(以下パワプロ)というゲームの外伝的なポジションのゲームで、パワプロにもサクセスがあるんですが、このパワプロのサクセスは、単純に言えば、主人公はプロ野球選手になりたくて野球部に入り、大活躍してプロになる暗い話もないパワポケとは違って明るいシナリオのゲームです。

(とはいっても時々、選手がオーバーワークで選手としては再起不能になったりと鬱々しい展開も少しあったりはする)

まぁ、そんなパワプロシリーズの中には、パワプロ5という作品があり、このパワプロ5のサクセスには、外藤さんという、主人公の学校と別高校の極悪久高校という学校の野球部所属の選手がいるんですけども、この外藤さん、主人公が神社で素振りしてるのを見かけて、練習の手伝いで、一打席勝負を挑み主人公にわざとデッドボールを当てようとしたり、試合前には、腐った弁当を主人公の高校の控室において、試合前に下痢にさせようとしたり、挙句の果てに、主人公にはライバルがいて、そのライバルの弟 猪狩進 っていう選手もバナナの皮で滑らせ、交通事故に合わせるという、なんとも明らか主人公たちにとっては、ゲスで、屑でどうしようもないという人物、高校だったりします。

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まぁ、これ見ると外藤さん、悪い奴じゃんって思う人もいるかと思います。

まぁ普通に、悪いです。妨害はともかく、選手を交通事故にあわすってなんだって感じで、当時僕がプレイしてたころもなんなんだこいつ・・・って思いました。

まぁ、そんなパワポケ1は、パワプロ5と繋がっており、悪だった極悪久高校が物語の舞台となっています。パワポケ1でも、もちろん外藤さんが出てきています。ただ、パワプロ5とは、雰囲気が違ってます。外藤さんは、そもそも2年生で、3年生の先輩から試合が始まる前に妨害を命じられて、仕方なくしていたという事情が、サクセスの始めに、書かれており、外藤さん自体もパワポケ1の主人公に対しては、気さくに話してくるいい先輩ポジションで書かれていたり、とても選手を交通事故にあわせたりするような人には見えないようにかかれているんですね。

ここらへん、詳しく書くと長くなるので、はしょりますけど、なんやかんやで、野球部が爆発してしまうという事件がおき、野球部は主人公と外藤さんだけになり、元々野球部が嫌いだった教頭には、野球部をメンバーがいなくなったことから廃部にさせようとします。まぁ、外藤さんは、メンバーを探しに行かないんですけど、主人公は探しに行き、メンバーが集まったら、自分も入ったるわって感じで協力してくれたり、人間として、屑な一面はあるものの、主人公にとっては、味方の一面が見られるわけですが、そんな中、どうしても野球部が気に入らなく潰したい教頭は、試合に勝てなくては、野球部をつぶすという提案をもちかけます。まぁこうして、野球部をつぶしたくない主人公は、練習に励むのですが、世の中強くなるだけではうまくいかないとかまぁそんな感じの理由で、外藤さんは、妨害行為を行うことを、野球部を廃部にさせないための提案をします。まぁ、その妨害が実は、先ほど話した、パワプロ5のような行為にあたるわけです。そして、なんといっても許せない交通事故の妨害も、初めは、こかして軽い怪我を負わすという程度の妨害にさすつもりだったみたいですが、偶然、車が来てしまい、交通事故へと繋がってしまうわけです。外藤さんも気にして、自白するべきか迷っていましたが、極悪久高校のマネージャーからこれは偶然から起きた事故で、あなたが気にする必要ではない的な事を言われて、とりあえず外藤さんは、このことについては触れないことにしました。

パワプロ5における、残酷非道な行為もこういった、経緯があったことが触れられています。パワポケ1における外藤さんについては、引退後は、たこ焼き屋を経営しており、差し入れを持ってきたり、練習の指導をしたりと、後輩の面倒を見る 普通の人よりもいい人な印象があったりとパワプロ5とは真逆な印象を受けます。

とまぁ、長く書きすぎるとわけわからなくなりそうなので、この辺でいったんまとめると、悪いと見える行為も、事情を見ると仕方なく見えるし、実際の人物って悪い人じゃなかったりするんだよということを、外藤さんの印象も含めて、このゲームのサクセスには書かれてるという事です。パワポケ1以外にもシリーズにおけるテーマ性について振り返ってみるのは、次の記事で描きます。

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